(検証)M PERFORMANCE DRIVE ANALYSERはドラレコになるか?!
///M PERFORMANCE DRIVE ANALYSERはドライブレコーダー(ドラレコ)として使用出来るかどうか検証してみました。かなり長い記事になります、ご注意下さい。
結論は、あくまでも私見ですが「ドラレコとして充分機能する」です。
正直な感想としては、市販のドラレコよりもオススメだと思います。映像品質はiPhoneのスペックそのままですし、アプリは定期的にUpdateされるし、クルマを乗り換えても簡単に移設出来るし、いろいろなメニューが用意されているし、機種変更して使わなくなったiPhoneを再利用すればいうこと無いですね。
¥28,500-(税込、送料込)ならアリと思います。
YouTubeにテスト映像をアップしましたのでご覧下さい。撮影は夕刻の薄暗い環境で撮影しました。デモカーのACE2.0よりも映像が綺麗です。F80_M3の固い足回りとiPhoneの固定方法の影響で映像が振動していることは大目にみて下さい。
サンプル入荷したDRIVE ANALYSERの中身はOBDⅡポートに刺すBluetoothアダプター本体のみです。2 IN 1(iPhone、Android両対応)のニュータイプになります。
アダプターの他には2冊のユーザーマニュアルが入っています。言語別で2冊になりますが、日本語の記載はありませんでした。英語で充分理解出来ます。
iPhoneにアプリをインストールしておきます。赤枠で囲った“Drive Analyser”がそれになります。残念ながら日本のAppstoreには登録がありません。海外のAppStoreからダウンロードして下さい。
DRIVE ANALYSERをクルマのOBDⅡポートに刺します。F3X系はドライバー右膝ぐらいの位置にあります。
iPhoneはこんな感じで固定しました。
iPhoneの電源は簡易的にシガーライターソケットから取りました。配線を隠したいときは内装の隙間に押し込むか、モニターの横から取り出すかでしょうか。
この時点でエンジンスタートしています。アプリを立ち上げます。盗難防止システムについて注意喚起を促すメッセージが表示されます。OKして進みます。
DRIVE ANALYSERのシリアルナンバーを聞いてきますので入力して進みます。※iPhoneに登録出来るDRIVE ANALYSERは1台のみです。
アプリのUpdateを催促されました。言われるがままUpdateします。
初期設定を行います。まず単位系の設定です。
燃料の単価を入力します。
再度、盗難防止システムに関する注意です。OKで進みます。
後付のHead Up Screen(日本未発売)と接続出来るようです。アプリ画面がHUSに表示されるんでしょうか。大変魅力的です。Head Up Display(HUD)ではありませんのでお間違いなく。
運転中はアプリを操作しないようにと注意喚起されます。同意して進みます。
車種(モデル)を設定します。
メーカーはBMWしか選択出来ませんでした。
燃料タイプを選択します。
かなり細かくモデル選定が出来ます。データベースも定期的にUpdateがあります。G30,G31_5シリーズもF90_M5もF87_M2コンペティションもラインナップされていました。デモカーはF80_M3(スタンダード)になります。
エンジンスペックを選択します。
トランスミッションのタイプを選択します。
モデル設定完了です。愛車にお好きな名前を付けることも出来ます。
やっとメインメニューにたどり着きました。いろいろなメニューが用意されています。かなり遊べます。今回はドラレコとして使用出来るかの検証なので、メニューから“TrackDrive”を選択します。
“Video Track recording”を選択します。当時で338分の映像が記録可能であると表示されています。
クルマが動き出したら撮影するよと表示されます。動き出すとこの記事最上段の様な映像画面に移行します。
撮影を終えた映像は“Archive”フォルダに収納されます。“Archive”フォルダを開きます。
記録された映像が並んでいます。見たいファイルをクリックします。
地図データ上の移動経路が表示されます。
iPhoneでの再生画面です。
記録映像はiPhone上での再生の他、動画ファイルとして出力することが出来ます。注意事項です。進みます。
データかビデオのどちらを出力するか聞いてきます。ビデオを選択して進みます。
出力開始します。
以上の操作で出力された映像が最上段のものになります。
以下はおまけです。各メニューのスクリーンショットになります。