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2021-02-14

(Edit BMW F80 M3 -23)スマート・オープン・クローズ機能の調整

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#BMW #F80 #M3 #F30 #3シリーズ #セダン #スマートオープンクローズ機能 #テンションスプリング

トランリッドのスマートオープンクローズ機能は大変便利な機能であり、トランクを頻繁に利用する者にとっては必須装備となります。機能的にはリアバンパー下に足を差し入れる動作をセンサーが感知してトランクリッドが開く(最近のモデルでは再度足を差し入れれば閉まります)のが通常なんですが、弊社デモカーのF80-M3については、足を差し入れたときにロック解錠するもトランクは数センチ浮くだけで全開しません。何回かに1回は全開するんですが、例えば雨降りの日はトランク上に水が溜まっていますから、その重量が悪影響を及ぼすため100%全開しません。雨の日こそ全開になって欲しいのですが、、、。片手に荷物、もう一方の手には傘、どうしようも無いので傘をおいて雨に濡れながらトランクを開けています。

重い腰を上げて、そんな懸念事項であるF80-M3トランリッドのスマートオープンクローズ機能を調整しました。

スマートオープンクローズ機能の調整はテンションスプリングで行います。テンションスプリングの開鎖力は3段階に調整が出来る様になっています。

  1.  ソフト(リアスポイラーなし初期設定)
  2.  中間
  3.  ハード(リアスポイラーあり初期設定)

テンションスプリングは、トランクルームの内装トリムの内側にあります。赤丸のクリップを外し、トリムをウェザーストリップから外してアクセスします。先ずは右側から。

変更前のテンションスプリングの位置は案の定最も開鎖力の弱い”1.ソフト(リアスポイラーなし初期設定)”になっています。これを“2.中間”に変更しました。“3.ハード(リアスポイラーあり初期設定)”も試行してみましたが開閉速度が速くなりすぎました。

左側です。左側は右側以上にトリムを外す必要がありますがクリップを外してトリムを曲げれば手が入るスペースは確保できます。こちらも1から2へ変更しました。

作業時間はほんの15分です。コレで雨の日も傘を置く必要が無くなりました。

初期設定で2にしておいてくれよという話です。

automatic trunk lid mechanismが装備されていない他シリーズのセダン、クーペでも同様の調整方法であると思われます参考にして下さい。

 

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