あなたのBMWのiDriveはなにタイプ?
BMW iDriveの種類について整理します。
現在、日本の路上を走行しているBMWの多くに搭載されているiDrive(最近の言い方をすればインフォテイメント?コネクテッド?)の種類は大別してCCC、CIC、NBT、NBT EVOの3タイプになります。最新型はNBT EVOですがEVOの中にも種類があってEVO ID4、ID5、ID6と言うようにバージョンアップしています。
ご自身のiDriveがどのタイプなのかはっきり言ってわかりにくいですよね。ワタシもそうです。ですからここで一度整理しておきます。
遷移を分かり易く説明した画像がありましたので見て下さい。
各モデルのメインメニュー画像を用いて説明しています。一番分かりづらいのが上から2、3段目のCICとNBTです。一般的にはメインメニューの最上段に日本仕様車であれば“CD/マルチメディア”と表示されているのがCICモデルになります。単に“マルチメディア”と表示されているのがNBTモデルになります。しかし下図上から3段目のNBT-2012のメインメニュー最上段にはCIC同様“CD/マルチメディア”と表示されています。これがiDriveの種類を分かり辛くさせている原因ではないかと考えています(参考までに3段目のiDriveはNBT NEXTになります)。
NBTモデルはスタートからNEXT →EVO ID4 →ID5 →ID6 とバージョンアップしてきました。画像から分かる様に大きく分けるとNEXTとEVO ID4のタイプそしてEVO ID5とID6のタイプの2種類になります。もう皆さん自分のiDriveがなになにタイプか分かってきたんではないでしょうか。
ワタシの2016MY(3月生産)F31_320dツーリングはメインメニューが3段目でメニュー最上段が“マルチメディア”と表示されていますからNBT EVO ID4になります。一番残念なモデルです。なぜなら2016/03生産までがID4で2016/04生産からはID5なんです。ID4とID5はその内容がかなり違いますので在庫処分の限定モデルをBMWジャ○ンにまんまと買わされたと言うことなのでしょう。ID5以降はCarPlay、モニターミラーリングに対応、ID6以降はジェスチャーコマンドに対応など次世代モデルと言うことになります。
噂によるとカナダでは複数のお客がクレームを入れて、ID4からID5へのバージョンアップを実施しているようです。日本では、まずあり得無い対応ですね、羨ましい。
ID5からID6へのモディファイは問題ないようですが、ID4(メモリ2GB)からID5(メモリ4GB)へのモディファイはいろいろと問題が発生しますのでやめた方が賢明です。特に日本仕様はエラーが頻発します。ソフトウェアの他にGPSモジュール等のハードウェアの追加も必要となります。ヘッドユニットの交換から始めて大予算の大改造です。因みにID4以降のナビマップは共通となります、Nextは異なります。
さて皆さんのiDriveはなにタイプ?