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バッテリーについて調べてみる

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盛夏が過ぎて9月をやり過ごし10月ぐらいから出始めるのがバッテリー上がりですね。JAFのトラブル件数でもダントツの一位です。
カーナビ、エアコン、電動パワステ、電動ポンプ、エンジンのオートスタート・ストップ機能、、、バッテリーには過酷な作動条件です。
定期的にメンテナンスしてあげないと寿命も短くなって当たり前です。

さて愛車のBMW F31 3ツーリングにはどんなバッテリーが積まれているのか調べてみました。
最近ではEV車ではなくレシプロエンジン車でも2個以上のバッテリーを積む車も増えてきました。
私のクルマのバッテリー数は1個(クルマを走らせるという意味で)、トランクルームの進行方向右側に格納されていました。比較的簡単にアクセス出来ます。他のコントロールユニットと同部屋です。


部品番号は61 21 9 358 616。ETKの08/2017版では該当部品番号は最早検索出来ませんでしたが、ISTA+で確認したところ90AHのAGMバッテリーでした。最近はこのAGMバッテリーが主流になってきましたね。従来型のバッテリーでは高負荷に耐えられないんでしょうね。高価そうです。

因みに写真中央のグリーンのコードは給油口ドアを強制的に開けるためのコードです。これ”きほんのき”です。

部品番号を基にETKで部品検索してみると?な記載がありました。

少し見にくいですが、最終部分に「注意!取り付けられている90AhのAGMバッテリーを92Ah AGMバッテリーに交換する必要があります!」と書かれています。すぐにでも交換しないと車が故障するような勢いの文章です。理由は不明ですが、BMW社の日本語訳にはいろいろと問題があるのでこれもその類いでしょうか?「次回バッテリーを交換するときは92Ah AGMバッテリーに交換して下さい。」となぜ書けないのでしょうか。どちらにしても90Ah AGMバッテリーはもはやETKに記載が無く廃番のようです。
因みにもう1台の愛車M.BENZ G350 BLUETECについても調べてみました。偶然にも同じバッテリーが積まれていました。VARTA社製92AhのAGMバッテリーでした。どうやらBMWは2003年以降、ベンツは200年以降からAGMバッテリーが採用されているみたいですね。

バッテリーは消耗品だという方もいらっしゃいますが、まぁディーラーの点検時に交換を勧められれば故障の心配から抵抗なく変えてしまうんですが、いまのご時世では産廃物になりますし高額出費ですし、可能であれば延命させたいところです(ワタシのクルマですとバッテリーの価格は何と6万円弱です。AGMバッテリーってメチャクチャ高いんです!)。
ただし路上でバッテリー上がりが発生したらと思うと、、、そのためには定期的なメンテナンスを実施しておかなくてはなりません。
バッテリー上がりとか燃料切れとか日本ではそんなに深刻ではないかも知れませんが、海外の何処か山奥とか砂漠の中とかで車が止まったら大変ですからね。海外のディーラーではバッテリーのメンテナンスカレンダーなんてモノがありまして、定期的にメンテナンスが実施されています。日本ではもちろん、、、ないものとされています(笑)。

さてバッテリーメンテナンスに関するBMW社、ベンツ社の技術資料です。参考にして下さい。

BMW-バッテリー マスター ドキュメント
M.Benz-サービス·インフォメーション_ バッテリ·メインテナンス

昔みたいに、バッテリー上がりが発生しても容易く汎用のバッテリー充電器を使用すると故障するようですから注意が必要です。

 

 

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