（memo）BMW CBS リセット

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コンディション ベースド サービス（CBS）は要求に応じたサービスです。点検整備項目に関する残余走行距離および /または残余日数が個別に計算され、表示されます。走行パターンを反映したインターバル予測が計算に取り込まれています。CBS データは走行中にリモート コントロール（ID トランスミッター）に保存されます。この書き込み動作は決められた距離の後に繰り返されるので、サービス受入れ時にキー データが最新の車両データと異なる場合があります。

1 つまたは複数のサービス項目に関するサービスが行われた場合、例えばフロント ブレーキ パッドを交換した場合などには、これらの項目をリセットし、サービス インターバルを完全にリセットする必要があります。サービス項目のリセット方法は 2 種類のサービス項目によって異なります。法定点検などの法定サービス項目は、「サービス」メニューでリセットできます。スパーク プラグの交換など、メインテナンス関連のすべてのサービス項目はメーター パネルのリセット モードでリセットします。BMW ワークショップ インフォメーション システムにより CBS データをリセットすることもできます。

CBS リセットの実⾏

前提条件

• サービス範囲が実⾏されていること。
• プログラム⽇付が正しく設定されていること。
• CC メッセージがないこと。
• 航続可能距離または残りのサービス インターバル時間は 90％。

技術情報

• CBS のメンテナンス作業範囲は、車両でリセットすることができます。ただし、一般的には、診断システムを使用して CBS の作業範囲をリセット（CBS リセット）することをお勧めします。
• CBS リセットは、ブレーキパッド摩耗センサーが研磨されている場合（CID に CBS 表示がある場合）にのみ、車両で実行できます。
• ブレーキパッド摩耗センサーが研磨されていない場合（CID に CBS 表示がない場合）、CBS リセットは診断システムでのみ実行できます。
• CBS リセットが失敗するその他の既知の原因：電気機械式パーキングブレーキが作動している。ブレーキペダルが踏まれている。自動ホールド機能が作動している。

リセットの実行（注：自己責任の下で実行して下さい）

1. シリーズモデルによりトリガーとなるボタンは異なります。下図を参考にして下さい。
2. PWF ステータス「ステイ」を構築する。
3. PWF ステータス「点検-分析-診断」を構築するために、スタート ストップ スイッチを3回操作する。
4. ディスプレイに最初のサービス範囲が現れるまでボタン①を約10 秒押します。
5. ボタン①を新たに押すと、次の項目が表示される。
6. 希望するサービス範囲を選択する。
7. CBS リセットが可能な場合にはメーター パネル(KOMBI) に“リセット可能”と表示される。
8. テキストメッセージ“リセットを実施しますか？“を了承確認する。それには、ボタン①を3秒間押す。
9. CBS リセットは、実⾏後に「リセット成功」によって確定される。