(緊急)(トラブル続出)プログラミング・コーディング
#BMW #PROGRAMMING #CODING #トラブル
コーディングによるトラブル事例が増加しています。トラブル発生後、大金を支払って復旧できればイイですが、そうでなかったら、、、恐ろしいですね。コーディングによる不具合についてはメーカー保証外です。一部のディーラーにおいては修理を断られるケースもあるようです。当然と言えば当然な対応ですね。お気を付け下さい。
ディーラーで使用している診断機を接続する際には下述したルール(ISTA/Pマニュアルより抜粋)が存在します。PCソフト、スマホアプリのでコーディングでも有効な情報であると思います。ご一読下さい。
DMEチューンも同様です。
車両プログラミング/コーディングの準備/再設定
車両の準備/再設定を正しく行うことは、車両プログラミング/コーディングを支障なく実行 するための基本的な前提条件です。
準備:
- 車両を平坦な地面に停車させます。
- できる限り、車両を直射日光から保護します。
- エンジンを停止します。
- ブレーキおよびブレーキ システムを周辺温度まで冷まします。
- ハイブリッドまたは電気自動車の場合は、以下の安全に関する注意事項を守ってください:
- 修理作業を実行できるのは、特別な教育を受けた、本質的に安全なハイ ボルテージ システ ムにおける作業の専門知識を備えた人員のみです。各ハイブリッド カー及び電気自動車に 対しては、さらに学習目標のチェックを伴うモデル独自の訓練を修了している必要がありま す。作業開始前には必ず、該当する安全上の注意事項を確認しなければなりません。電圧 伝導のハイ ボルテージ コンポネントで作業を実施することは全面的に禁止されています。ハ イ ボルテージ コンポネントが対象となる作業手順の前には必ず、ハイ ボルテージ システム の電源をオフに切り替え、予期しない再始動を防止する必要があります:
このことは E シリーズの電気自動車またはハイブリッド カーのプログラミング/コーディング についても該当します。F シリーズ、G シリーズおよび I シリーズの電気自動車またはハイブリッド カーのプログラミング/コーディングには、ハイボルテージの遮断は必要ありません。 取扱いが不適切な場合、結果として損傷が生ずる危険、及びこれに伴う安全リスクが生じま す。 - カーボン ファイバー強化プラスチック(CFRP)製ボディの車両では、以下の安全 に関する注意事項を遵守してください:
CFRP はスチールやアルミニウムとはまったく異なる独自の特性を持っています。 CFRP 製ボディの取扱いには、特殊な資格を要します。 車両でのすべての修理作業において、基本的にリペア マニュアルの規定に従ってく ださい。取扱いが不適切な場合、結果として損傷が生ずる危険、及びこれに伴う安全 リスクが生じます。 - マニュアル トランスミッションをニュートラルに、オートマチック トランスミッシ ョンをパーキング位置にします。
- EMFを作動させるか、パーキング ブレーキを引き、車両が動き出さないように固定 します。
- トランスミッション オイルの温度が -40 °C ~ 85 °C の間にあることを確認します。
- 全ての電気負荷、ライト及びターン インディケーターをオフにします。
- ヘッドライトが保護カバーで覆われないよう確保する必要があります。
- ワイパー / ウォッシャー装置のスイッチをオフにします。場合によっては、ワイパー が車両プログラミング/コーディング中および初期化中に制御されます。ワイパーが スムーズに動作できる状態であることを確認します。
- 全てのメモリーされたラジオ周波数及び TV 周波数ならびに目的地を記録します。
- BMW グループ推奨の最新のチャージャーをエンジン ルームに接続します。車両の 電気コンポーネントの損傷を防止するために、必ず BMW 推奨のチャージャーを使
用してください。現在のチャージャーはすべて ASAP ポータルにおいて、構造およ び装置コンサルティング > ワークショップ装置でご覧いただけます。 - F シリーズ 例えばF80、F82リチウム スターター バッテリー装備のもの:現 在利用可能なリチウム スターター バッテリー用チャージャーを使用するには、次の パラメーターを設定する必要があります:
E、F、G、I シリーズ:チャージャーでは、プログラミングの際にバッテリ ー充電モードが使用されます。このバッテリー チャージ モードは装置の納品 時に工場側で設定されているので、変更する必要はありません。バッテリー チャージ モードの設定された最大電圧 14.8 ボルトを超過してはなりません。 例えば「DBL 430」、「DBL800」、「MultiCharger 750」または 「MultiCharger 900」といったチャージャーは、ISTA/P のプログラミング用 としては推奨されません。これらのチャージャーには引き続き「接続された バッテリー付き FSV モード」が使用されます。最大電圧 14.8 V を超過して はなりません。必要に応じ、チャージ パラメーターの設定が必要です。 - 車両プログラミング/コーディング中は、チャージャーの接続を行ったり、接続を外 したりしないでください。ボード エレクトリック電源電圧が低すぎると、車両プロ グラミング/コーディングがキャンセルされることがあります。車両プログラミング/ コーディング中のボード エレクトリック電源電圧が 13 V を下回らないようにしてく ださい。
- ケーブルガイドを点検します。開いた車両ウィンドウからケーブルを通すと、自動 ウィンドウ初期化中に損傷することがあります。開いた車両ウィンドウからケーブ ルを通さないでください。
- 車両インターフェース ICOM が車両に接続される前に、イグニッションをオンにし てください (ターミナル 15)。
- コンフォート アクセス システム搭載車の場合は、識別センサーをイグニッシ ョン スイッチに差し込んでください。識別センサーがイグニッション スイッ チにないと、コーディングがキャンセルされることがあります。
- モデル別にイグニッション スイッチが取り付けられていない場合、車内には 識別センサーがなければいけません。
- 自動ターミナル 15 オフ装備車 (2007 年 3 月以降導入)の場合、運転席ドアを開閉 すると、ドア コンタクトの信号によりターミナル 15 がオフにされます。スター ト ストップ スイッチを続けて押すと、ターミナル 15 が継続的に再度オンになり ます。プログラミング手順中に運転席ドアのドア コンタクトが操作されないよう 確認します。車両において車両インターフェース ICOM を接続します。ワークシ ョップ ネットワークに接続する。
- ISTA ワークショップ システムで車両テストを実施し、取り付けられた全てのコント ロール ユニットが確実に応答し、考えられるディフェクト メモリー登録を読み出さ せるようにします。
- BMW より推奨されたトラブルシューティング処置(例:テクニカルキャンペーン) が、車両プログラミングおよびコーディングに割り当てられている場合、この車両 テストは不要です。
- 存在するエラー(例:チェック コントロール メッセージ、機能上のエラー、ディフ ェクト メモリー登録)は、 車両のプログラミング/コーディングを行う前に修復する 必要があります。
- 準備:挿入・接続されている全てのデータ キャリア (CD、DVD、USB、iPod® 等) をドライブから取り外し、データ接続 (Bluetooth) を切断します。データ キャリアを 挿入もしくは接続したままにしておくと、プログラミングが中断される可能性があ ります。
- 車両に接続されている携帯電話の電源をオフにします。プログラミング中の電話 は、プログラミングの中断につながる恐れがあります。
- 車両プログラミング/コーディングを開始する前に、車両のトランク リッド(ラゲッ ジ ルーム ライトの異常過熱からの保護)が閉じていることを確認します。
- Iレベルを更新すると、今までペアリングされていた携帯電話もしくはそのソフトウ ェアバージョンの互換性が失われる可能性があります。
- F、 G シリーズ (BN2020)。パーソナル プロファイル(ゲストを選択し、すべてのユ ーザー プロファイルをグローブ ボックスのUSBインポート-/エキスポート インター フェースを介してエクスポートします(バックアップ)。
プログラミング/コーディング中:
- ISTA/P の要求及び指示を確認し、それに従います。
- イグニッションをオンにしたままで、ISTA/P の指示を確認します(カー アクセスシステムの場合など)。
- ワークショップ ネットワーク、ICOM、 車両間の接続は外しません。
- ラゲッジ ルーム内の各処置の後(ナビゲーション システム DVD のロード/取外しなど)、車両のトランク リッドを再び閉じます(ラゲッジ ルーム ライトの異常過熱からの保護)。
- 車両プログラミング/コーディング中には、車両に対して、ISTA/P システムから指示されていない作業は行わないでください。
注意:
ISTA/Pで車両処置を始める際、つまり処置プランの実施に際し、車両プログラミン グ/コーディングに必要な所要時間がISTA/P に表示されます。プログラミング セッシ ョンの所要時間の算出は、システム内部のプロセスに連結し、車両プログラミング/ コーディングを開始する際にはじめて算出されます。そのため、妥当な所要時間を表 示するには最大 10 分かかる場合があります。また、これは基準所要時間であり、車 両処置のプロセス中に様々な要因が影響する場合があるため、厳密な所要時間ではあ りません。例えば、初期の所要時間算出の際には考慮されない、システム内部の不可 欠なプロセス段階の反復的ループが挙げられます。また、システム コンポーネント の性能の相違やネットワーク内で絶えず生じる変化が、所要時間にさらなる影響を与 えます。そのため、初期に予測された所要時間は動的な値であり、車両処置中に変更 されることがあります。