(FAQ)BMW車でバッテリーが上がっちゃいましたの件
毎年、冬の寒い時期になるとお問い合わせ頂くのがコレです。それも年末年始が多いです。出発前にエンジンが始動できないならまだしも、目的地でエンジンが始動しなくなったら大変ですね。
「バッテリーが上がっちゃったんですけどどうしたらいいですか?」
「うち部品屋なんですけど、、、。」
「何とかして下さい!」
「バッテリーを交換して下さい。」
「お金がありません。」
「じゃあ充電して、復帰させましょう。」
「どういった充電器を買えばいいですか?」
「コレかコレです。」
BMW ワークショップ機器 DEUTRONIC社製 トリクルバッテリー充電器 AGM GEL バッテリー用
販売価格(ダイレクトオーダー) ¥15,600-(税込)
(注1)販売価格は2020年12月17日現在のものです。価格は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
(注2)Mモデル搭載のリチウムイオンスターターバッテリーには対応していません。
STORESショップでのご購入はこちら。
Amazonストアでのご購入はこちら。
BMW純正 バッテリー充電器 AGMバッテリー対応 リチウムイオンバッテリー対応
販売価格(ダイレクトオーダー) ¥19,600-(税込)
(注1)販売価格は2020年12月17日現在のものです。価格は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。
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どちらもBMWAG社公認バッテリー充電器となります。ココ重要です。この2機種の他に最近新しくAGM、リチウムイオンスターターバッテリーの両方に対応したDEUTRONIC社製充電器がBMWワークショップ機器にリストアップされました。そちらをご希望の方はお問い合わせ下さい。
BMW車のバッテリー上がり原因
多くの場合、バッテリー自体に原因はない。この理由から、バッテリーの交換によって、不具合が恒久的に解消されることは極めてまれです。不具合を引き起こした人が適切な修理を行えるようにするには、原因の分析が必要である。原則的に、バッテリー上りによる故障またはエネルギー システム回路内の問題には、以下の原因が考えられる
1. 車両の故障
- バッテリーの不具合/オルタネーターの不具合
- 車両がスリープ モードに移行しない
- 車両が繰り返しウェイク アップされます。
- 待機電流が大きすぎる
2. 操作エラー
- スモール ライト/パーキング ライト/ハザード ライトがオンになっている時間が長すぎた
- Kl.R/15がオンになっている時間が長すぎた
3. 不適切な走行パターン/使用パターン
不適切な走行パターン(たとえば極端な短距離走行)または不適切な使用パターン(たとえば停止時間が長すぎる、寄生負荷の使用)は車両またはバッテリーに故障が発生していないにもかかわらず、頻繁なバッテリーの放電の原因となります。
この場合走行中にバッテリーが十分に充電されない場合、車両の停止時間中にチャージャーを接続する必要があります 。
注意!
チャージャーは車両側チャージ プラグ コネクターに接続しないでください!車両エレクトリカル システムのスリープ モードが妨害され、バッテリーが放電します。シガレット ライターはフロント パワー ディストリビューション ユニットから切り替えターミナル 30B を介して電圧を供給されます。ターミナル 30B オフ後、リレーは開きます。つまり、シガーライターに接続されているトリクルチャージャーは、バッテリーから切り離されます。バッテリーは、必ずジャンプスタートターミナル ポイントにより充電する。
処置としてより容量の大きいバッテリーまたは AGM バッテリーを取り付けることもできます(AGM バッテリーがまだ取り付けられていない場合)。
停止時間中に車両にチャージャーを接続できない顧客には、唯一の代替策としてチャージ状態が低くなり過ぎたら、最低 10 km を走行運転することをお奨めします。
BMW車のバッテリー充電について
1. AGM バッテリーの充電
- バッテリーは、必ず BMW が推奨するチャージャーを使用して、14.8 V の一定のチャージ電圧で充電すること。
- 可能であれば、充電中のバッテリー温度を15 °C~25 °Cにすること。この条件下では、充電電流が2.5 A以下に下がったときにはバッテリーが十分に充電されている。
- これより低い温度のときに充電作業を行う場合は、充電電流が1.5 Aを下回った後にこの作業を終了する必要がある。
- IBS 装備車の場合、バッテリーを直接バッテリーターミナルから充電すると、バッテリー状態の誤認につながる可能性があり、場合によっては好ましくないチェックコントロールメッセージやディフェクトメモリー登録が行われることもあります。
- バッテリーを取り付けられた状態で充電する場合、ジャンプスタートターミナルポイントがエンジン ルームにある限り、チャージプロセスをジャンプスタートターミナルポイントから行う必要があります。そうすることでのみ、インテリジェントバッテリーセンサー (IBS) 装備車の場合に、チャージプロセスが確実に車両エレクトロニクスによって正しく検知されます。
2. リチウム イオン バッテリーの充電
既存の鉛酸または AGM バッテリー 用に設計された充電器は、リチウムイオンバッテリーには高すぎる充電電圧を生成する。
高すぎるチャージ電圧により、 例外的な場合に リチウムイオンバッテリーの絶縁スイッチが 開かれることがあります。それによりリチウムイオンバッテリーが損傷することはありません。バッテリーターミナルのチャージ電圧が 14 V 未満になると、スイッチは再び閉じます。
- バッテリーは、必ず BMW が推奨するチャージャーを使用して、14.0 V の一定のチャージ電圧で充電すること。
- 可能であれば、充電中のバッテリー温度を15 °C~25 °Cにすること。この条件下では、充電電流が2.5 A以下に下がったときにはバッテリーが十分に充電されている。
- リチウムイオンバッテリーを5 ℃以下で充電しないこと!
- リチウムイオンバッテリーはエンジンルームのジャンプスタートターミナルポイントからでも直接バッテリーターミナルからでも充電できます。
ココからは、そんなコストダウンはどうなんだろうという話。
BMW MINIで一時期問題になっていましたが、BMW車でもF40-1シリーズ、F44-2シリーズグランクーペを始めとしたFFモデルには、AGMバッテリーではなく、EFBバッテリーが搭載されています。一般的にEFBバッテリーはAGMバッテリーよりもランクが下に位置付けされています。製造メーカーによる違いもありますが、このEFBバッテリーは運が悪いと初回車検まで持ちません。運悪くこのEFBバッテリーが上がってしまって、交換を余儀なくされた場合は、迷わず同容量のAGMバッテリーに交換することをお勧めします。EFBバッテリーからAGMバッテリーへ換装しても何ら問題はありません。逆に性能が上がります。
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