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2019-09-06

(あの手この手で)BMW Update ManagerでのUSB地図更新ーその2

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(その1からの続きです)

④下準備は完了しているので、BMW Update Managerソフトで更新地図データをPCへダウンロード、ダウンロードしたファイルを転送用SSDへ展開します。一気に進みます。

 

  

以上で完了です。転送用SSDのなかに更新データが書き込まれました。あとはこの転送用SSDをクルマのUSBポートに接続すれば更新が開始されます。これで1台分完了です。

さて更新対象車はもう1台あります。通常であれば①から④までの作業をもう一回繰り返し行わなければなりません。大変面倒です。なので今回はズルをします。上図の更新用データを見てみるとその構成は2つのフォルダです。JAフォルダには更新用地図データが格納されています。そしてもう一つのfscフォルダにはFSCコードが格納されています。FSCコードはオプション設定の環境ファイルと考えて下さい。

赤く塗りつぶしたファイル名は”FSC_車台番号XXXXXXX_012F0052.fsc”となっています。
このファイルは車台番号XXXXXXXのクルマに対してYYYY/MM/DDまでに発表されるナビゲーションマップに有効なリリースコードです。であるのでこのFSCコードをもう1台のモノと入れ替えてやれば面倒な作業を割愛して更新データが出来上がると言うことです。2台ともNBT EVOのID5,6を搭載しているのでFSCコード以外は共通のデータであるからなせるワザです。これが一方はNBT EVO ID5,6で、もう一方が最新のSystem7(ID7)であったりする場合はこの方法は使えません。①からの作業となります 。但し、ID7についてはOTA(OVER THE AIR UPDATE)が可能ですから、諸外国の様に日本国内においても、このような煩雑な更新作業は必要なくなるものと思います。

FSCコードについての詳細はこちらからお気軽にお問い合わせ下さい。

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