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(あの手この手で)BMW Update ManagerでのUSB地図更新ーその1

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iDriveナビの地図更新データ“Road_Map_JAPAN_EVO_2019-2”がリリースされていました。

近日中にアップデートを実施しますが先ずは地図データをダウンロードしてう準備しておきます。アップデート自体はSSDディスクを車両のUSBポートに接続するだけですので特別難しい作業ではないのでここでは省略します。

弊社では更新対象のクルマ(デモカー)が2台ありますが、2台を1台分の手間だけでアップデートすることを今回の目的としました。
長文になります。お気を付け下さい。

①機材を準備します。
先ずはもちろんPC、転送用SSDディスク、ソフトウェアUpdate Managerの3点が必要ですね。

PCはMacを使用、SSDディスクはいつも256GB-SSDを使用、Update Managerは最新版をダウンロードしました。

②地図更新データ“Road_Map_JAPAN_EVO_2019-2”をパソコン上にダウンロードします。
いきなりココで躓きました。保存先の残容量(パソコン内のSSD)が不足しているというエラーのためダウンロードが出来ません。

実際の残容量は350GB程度あるのですが、MacOSが悪さして見かけ上50GB程度しか残容量がないことになっています。原因は分かっているのですが処理が面倒なので、ならば転送用の256GBSSDにダウンロードして展開してクルマに接続しようと思いましたが、、、

これだ、、、。一旦PCに保存してから転送用メディアに展開しないとダメだと言ってきました。融通が利かない。

③(Macだけの話)PC内SSD残容量を正常に確保する。

犯人は分かっています。“Time Machine”です。バックアップソフトTime Machineはオーナーに断りもなく、空きスペースを利用して、バックアップファイルを作成してから、ターゲットのメディアにバックアップファイルを受け渡します。Macユーザーならご存知かと思いますがTime Machineによるバックアップでは初回バックアップとかバックアップ対象に大きなメディアを追加したときなどは、バックアップ終了までに数時間から1日掛かることがあります。コレを終了させるためにはMacを一日中電源オンのまま放っておければいいのですが、それが出来ない場合Time MachineはSSD(HDD)の空きスペースを食い潰し続けます。ディスクユーティリティーで見ると一目瞭然です。

今回は約322GBを食い潰しています。いい加減にしろよと言う感じです。

これ以上食い潰されない様にTime Machineのコントロールパネルで「バックアップを自動作成」のチェックを外しておきます。

ターミナルappを使用して掃除します。
まず、ゴミ(不可視バックアップファイル)を特定します。6ファイルありました。

6ファイル(320GB分)を消去します。1ファイル毎コマンドを打ち込んで消していきます。全部消去しました。

消去前です。

消去後です。

以上で、回り道しましたが下準備が整いました。

その2へ続きます。

 

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