サブコンの取付方法について
サブコンの取付方法についてF31 BMW 3シリーズ 320d の B47D20 ディーゼルエンジン を例にしてご説明します。
【準備するもの】
・弊社からお買い上げになったサブコンセット一式
※サブコンセット一式にはサブコン本体、接続ケーブル、結束バンド、取付説明書が含まれています。
・結束バンドを切断するためのニッパかハサミなど
・風雨を凌げる水平な場所(サブコンは電装品の一種になりますので水分は禁物です。感電等に注意して下さい。)
【作業準備】
(1)クルマを水平な場所に停車してください。
(2)エンジンを停止し、ボンネットを開けて下さい。
(3)クルマをロックし最低5分間待ちます。
(4)キーレスの場合は作業中に誤ってクルマがロック解除しないようリモコンキーをクルマから遠ざけて下さい。
【取付手順】
(1)ボンネットを開けます。
(2)エンジンカバーとその下にあるインシュレーターを外します。
(3)カムシャフトセンサー、ブーストプレッシャーセンサー、レールプレッシャーセンサーの3チャンネルにカプラーを割り込ませます。BMW-B47D20エンジンの場合は図に記した場所にセンサーがあります。
(4)使用するケーブルです。
(5)まずはカムシャフトセンサーです。見えているので簡単でしたが3つのうちで一番指の入りにくいところでした。カプラーを外して割り込ませます。
(6)次にブーストプレッシャーセンサーです。
(7)最後にレールプレッシャーセンサーです。各センサーともノッチを押しながら引っ張ると簡単に外れました。
(8)サブコン本体(チューニングボックス)をエンジンルームの適当な場所に固定します。より雨が当たらない場所がベターだと思います。固定は車体に開いている穴を利用して結束バンドで固定しました。
(9)最後にケーブルとチューニングボックス(サブコン)を接続します。
ふらふら遊んでいるケーブルを結束バンドを使用して適当に固定します。
インシュレーターとエンジンカバーを元に戻して作業終了です。
作業時間は約25分でした。
これで+37PS、+75NMゲットです。
サブコン装着後のエンジン初始動時には注意が必要です。
不具合が発生したときには直ちにエンジンを停止しケーブルが間違いなく接続されているかご確認下さい。コネクタの向きを間違えた、確実に嵌め込みがされていないなど不具合の原因になりますのでご注意下さい。
問題なくエンジンがスタートした場合には暖機運転、試行運転を実施して下さい。